「竜馬がゆく」のススメ
広く知られている司馬遼太郎先生の「竜馬がゆく」。
学生時代に読んで以来、私の一番好きな人物は坂本竜馬になりました。
ここで描かれる竜馬の行動や言葉は、事実と違うところもあるかもしれませんが、
私の中での竜馬は、「竜馬がゆく」の中で生き生きと活躍した竜馬です。
坂本竜馬の言動や人間性はとても魅力的で激動の幕末という時代背景とあいまって
心に強く響きます。
元気が出る内容で特に若い人にお勧めですが、
多くの人に共感や感動を与える内容なので、老若男女全ての人にお勧めできます。
私もこれまで、5回は読みました。
そんな竜馬の言葉をひとつご紹介します。有名なのでご存じの型も多いと思います。
「世に生を得るは事を成すにあり」
実際には別の人の言葉という説が有力ですが、それでも彼の生き方をよく表しています。
人間は何か「事を成す」ために生まれてきた。事をなさなければ生まれてきた意味がない。
という事です。
では、「事を成す」ためには何が必要でしょうか。
当然ですが、それは「行動」です。
そして、成し遂げる可能性を高めるものは、「行動」の質と量。
行動の「質」は行動の「量」によって高められます。
よって、世に生まれた目的を果たすには、
「行動量」を増やす事が必要という事です。
この「行動量」を高めると、一つの事を「成す」前に、無数の「失敗」を連れてきます。
言い換えれば「失敗」を多くする事が「成し遂げる」可能性を高めます。
転んでも挑戦しつづける
という事で、「失敗」は目的を成し遂げるためには必要不可欠なもの。
「失敗は成功のもと」です。
多くの偉業を成し遂げた竜馬ですが、その道筋は「失敗」の連続でした。
「いろは丸沈没」に「蝦夷地開拓構想の頓挫」など、
失敗しても失敗しても、日本の未来を見据えて決して諦める事なく挑戦しつづけました。
これからの人生、「失敗」を恐れず諦めず挑戦していきたいものです♪
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